恋愛の可能性

それが「恋愛資源」をめぐる欲望だという意味ではわかりやすいけれど、個々にとっての「恋愛資源」が何で、どこでスイッチが入って、どう展開していくのかは、複雑怪奇な運命としかいいようがない。テニスのル ルは単純だが、でこぼこの芝の上で打ち合ったときには、ボールがどこに飛んでいくのかわからない、といった具合いだ(人間だって並べればでこぼこになる)。しかしだからこそ、誰にでも「恋愛」の可能性が閲かれているともいえる。
新しい出会いがで、あったらここで紹介したことを気にしてみてください。

そう考えてみると、ぼくの中で長い間疑問だったことが、中学時代、運動部の選手でもなく、見た目がいいわけでもないある男子が、
どうしたわけかクラスでもかわいくて人気があった女子に、にチョコレ トをもらったことがあった。ただし、とりたてて目立つところはなかった彼だけど、放課後の掃除だけは率先してバレンタインデそれはぼくらのクラスの七不思議とかげでいわれていた。
他に誰も手伝う人がいなくとも、ひとりもくもくと。そんな彼を見ていた彼女の後ろ姿が、ぼくの脳裏にぼんやり焼きついている・:育てるということと、中学校へ通って勉強することを両立させるのはほとんど不可能だろう。そしてそんなことはやってはいけない。高校生にしても、もし子供ができたら、せっかく進学したのにその学業をまっとうすることは叶わない。
もしキミが、彼女が妊娠したときは中絶させればいい、と思っているとしたら、それは相手の女性と小さな命に対してあまりにも無責任だ。キミだってそんなふうに自分の命を両親にむげにされたら、いま、ここにいることはない。それを考えたら悲しくならないか。
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